第6回全日本フリースタイルスケート選手権大会 レポート

第6回全日本フリースタイルスケート選手権大会 



2017年3月~5月まで各地で行われたブロック予選に出場した選りすぐりの選手たちが、山口県由宇文化スポーツセンターに集結し、「第6回全日本フリースタイルスケート選手権大会」が6月24日(土)、25日(日)の2日間に渡り、熱い戦いが繰り広げられました。
今大会は、競技の様子がインターネット放送で生中継され、リアルタイムで会場の興奮を体験して頂けた事と思います。


ペアスラローム




大会はペアスラロームから開始。日本トップ選手2名の息の合った演技に圧巻。本番に合わせて何度も何度も練習を繰り返し、努力した姿が目に浮かぶ堂々たるパフォーマンスでした。
昨年の世界選手権大会でメダルを獲得したペアも出場し、世界も注目するレベルの高い試合となりました。


6月25日(日)

開会式




2日目は、柴垣匡義選手・川嶋菜月選手の2名による選手宣誓で開幕。どの選手も期待と緊張感でいっぱいの表情だったのが印象深かったです。
昨年、優勝者の柴垣選手から当協会代表の北へ優勝カップの返還。
今年の優勝カップをかけ、準備に入る選手たちの「やるぞ!!」といった緊張感が最高潮の良い雰囲気のまま競技開始。


スピードスラローム

ジュニア女子・ジュニア男子・シニア女子・シニア男子




予選では自分のベストタイムを目指し果敢に挑戦。各選手自己ベストが続出。その中でも女子は日本新記録をマーク!着実に選手のレベルが上がっていることを実感しました。
決勝ラウンドでは2名が同走し、2勝した選手が勝利。フライングやペナルティなど両名のタイムが発表されるまでの会場の緊張感は息を飲むほどでした。ジャッジからの勝者のアナウンスが流れるまでの数秒間は、選手たちや観戦している方にはとても長く感じてしまってのではないでしょうか。
勝利した選手の笑顔や、残念ながら敗退した時の悔しそうな顔は、選手たちのメダルへの強い気持ちを感じることができました。


クラシックスラローム

ワールドジュニア女子・ワールドジュニア男子・ワールドシニア女子・ワールドシニア男子







世界のメダリストが参加する今回一番の注目種目。各選手は正確さや手や足先まで意識した演技、ダイナミックさ、またはスピーディーな動きなど自分の特徴を生かし、演技を精一杯に披露。どの選手も観客を引き込む魅力的なパフォーマンスでした。
練習の成果を発揮できずに悔し涙を見せる選手や、思い通りの演技ができ仲間とハイタッチする姿を見てスタッフも胸を打たれました。


フリースタイル講習会・インラインスケート体験会







24日(土)にはフリースタイル講習会とインラインスケート体験会も同時に開催されました。
フリースタイル講習会は、数々の選手を輩出してきた全国でも有名な2名が講師。受講者の「上手くなりたい!」との熱意で当初の予定時間より延長。受講者からも「次の目標ができた」など講師には嬉しい声が聞こえました。
体験会には地元の小学生たちが参加。ほどんどのお子さんが初体験でした。始めに10分ほどスタッフと一緒に「安全な転び方・立ち上がり方・滑り方」を練習。あっという間に1人で思い通りに滑走できるようになりました。最後には参加者全員でゲームを行い、会場の皆さんに応援して頂きながら最後まで頑張りました。体験者の方からは「次の体験会の日時」や「インラインスケートをするためにはどこに行けばよいか」などの質問もありインラインスケートの楽しさを体験して頂けたと思います。


閉会式・表彰式







表彰時に各選手「やったー!」という笑顔や、中には悔しい気持ちで唇をかみしめる姿など様々な表情を伺うことができました。
選手の皆さんは世界選手権大会や各地の大会などに向けて頑張って下さい!
ご協力していただきましたメーカーさまやショップさま、そしてご参加頂いた選手の皆さまや各関係者様のご協力を頂き、昨年より良い大会を開催することができました。次回の7回目も更にレベルアップを目指していきたいと思います。


リザルト


  クラシック 

  スピード予選  

  スピード 
 ジュニア男子決勝

  スピード 
ジュニア女子決勝

  スピード 
シニア男子決勝

  スピード
シニア女決勝子

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