2017インラインチャレンジin横浜 レポート レポート

2017インラインチャレンジin横浜 レポート


「2017インラインチャレンジin横浜」は、今年で14回目の開催となりました。今年から新たにアグレッシブ競技が加わり、「INLINE CHALLENGE inYOKOHAMA」の顔出しパネルの設置や、ロードコースのスタートラインにエアゲイトを使用するなど昨年よりもボリュームアップすることができました。
本部やショップ、キッチンカーの位置が昨年の中央広場からバスケットボール広場とスケボー広場の間の高架下に変更となりました。今までとは人の流れが変わり、各ブースには選手や関係者以外の方々でも入りやすい雰囲気となり、多くの利用者で常に賑わいました。


9月30日(土)



昨年の1日目は雨のため、出場者の方々は思う存分滑走して頂くことができませんでしたが、今年は打って変わった晴天に恵まれ、とても気持ちの良いスタートとなりました。


インラインスキー







今年もU字橋を使用。昨年は雨で路面が濡れ、横滑りしやすかった為、慎重に競技に臨んだ方もたくさんいらっしゃったと思いますが、今年は乾いた路面のコースで力を発揮して頂けた事と思います。
昨年チャレンジクラスにエントリーして頂いていたお子さんが、今年はジュニアクラスに出場する姿も見られ、主催者の私たちには、とても嬉しい事です。
また、ワールドクラスの選手たちは、各々のレベルに合わせてスタート台、または平地からのスタートを選び、旗門のギリギリを通過していました。スピードをコントロールする姿はさすがの一言です。


スピードスラローム







昨年は雨のため高架下での開催を余儀なくされましたが、今年は青空の下で気持ちよく競技を進めることができました。日本代表の選手から、チャレンジクラスには未就学児までと幅広い方がエントリー。自己のベストタイムを目指して、どの選手も全てのパイロンをクリアすべく、スピードを上手くコントロールしていました。
チャレンジクラスでは、上位選手にも引けを取らないようなスピードでパイロンを駆け抜け、その姿には驚きの声も上がっていました。


フリースタイル発表会







今年は小学生同士や、親子でペアに参加される方が数多くいらっしゃいました。練習の成果を目一杯に発揮しようとする眼差しは真剣そのもの!その姿を見た観客の皆さんからは、声援や手拍子で応援をして頂き、その時の光景は今でも鮮明に残っています。
最後には、9月初旬に中国の上海で行われた世界選手権大会で銀メダルを獲得した柴垣大輝選手がパフォーマンスを披露。華麗な足さばきには公園利用者も足を止めて見入っていました。観客からは賞賛の声も多く聞こえ、イベントに花を添えて頂きました。


体験会







近隣の方々に、お友達同士や親子で多数参加して頂きました。初めて滑る方からインラインスケートの教室に通っている方までと、幅広い方々で会場は賑いました。
参加の皆さんは、汗をたくさんかきながらも、スタッフと一緒に練習をして時間いっぱいまで滑っていました。
帰りには「次はこのイベントに出場したい」といった声も聞こえました。来年は選手としてのご参加をお待ちしております。


10月1日(日)



2日目も朝から秋晴れとなりました。かけっこ、ロードトライアル、ロードレース、スキーチャレンジ、ダンスパフォーマンス、インラインクロス、チームクロスリレー、アグレッシブと8種目が行われました。


かけっこ







自分たちに合った1周もしくは2周を選び、ご家族や仲間で無理なく完走を目指して頂く種目です。
日頃滑ることのできないコースを、幼稚園や学校のお友達同士、ご家族で楽しそうに笑顔で滑っている姿は今も目に焼き付いています。
全員に「完走証」を一人づつ本部でお渡ししました。受け取ってすぐに、とても嬉しそうな表情のお子さん達が笑顔いっぱいでご父兄に駆け寄って行く姿は、私たちスタッフも嬉しくなりました。


ロードトライアル







フィットネスブーツを履いてロードコースにトライする種目です。
スタート前の出場選手たちの目は本気そのもの!オープンクラスになると、レース中の駆け引きがあり毎周回のたびに順位が入れ替わり、とても見応えがありました。観戦者からも「本当にフィットネスブーツなの!?」と驚いた声も聞こえました。
レースで思い通りにいかなかった選手の悔しそうな姿は、各クラスとも来年に期待ができる光景です。来年は更なる白熱したレースが今から楽しみです。


ロードレース







日本代表の選手から小学生、シニアクラスには70歳以上の方まで参加があり、各クラスで白熱したレースが繰り広げられました。ジュニアクラスでも大人顔負けのスピードで駆け抜けて行きます。目の前を通り過ぎる瞬間は、瞬きをしていると見逃してしまうほどでした。
エキスパートクラスでは、世界を転戦しているベテラン選手が日本代表や全日本トップクラスの若手選手を振り切り圧巻の2連覇!世界のスピードや体力、レース展開に周りで見ている人も興味深くレースが終わるまでその場で観戦していました。


スキーチャレンジ







昨年よりもジュニア、シニアともに倍以上の参加者があり、とても盛り上がりました。
スタート前には初めての坂道に少し不安そうな顔のお子さんたちがいましたが、ゴールすると「もう1回滑りたい」や「もっときつい坂でも滑れるかも」といったコースを楽しんで頂けた声が聞こえました。


ダンスパフォーマンス







小学生から各地でパフォーマンスを繰り広げているチームまで多彩なチームが出場。各チームとも、自分たちのカラーが出ていて、昨年よりもバージョンアップした構成や衣装へのこだわりも見ることができました。手拍子で会場全体が1つになっていく雰囲気は、ダンスの大きな楽しみだと思います。公園の利用者からは、「えっ!インラインスケートで回転したりジャンプしたり踊ったりできるの」と驚きの声もあり、選手たちは日頃の練習の成果を発揮できた事と思います。


インラインクロス







ワールドクラスからチャレンジクラスまで、1日を通して競技が繰り広げられました。スピードが速い選手、セクションを上手くクリアできる選手など様々な得意種目を持つ選手が一同に揃い、競い合うのがこの競技の面白みの1つです。
初めて参加する選手は、コース上にはこれまで滑ったことがないウェーブやクォーターもあり、1本目は緊張している様子が見えました。しかし、ゴール後には「ウェーブが面白い」、「クォーターにスピードを落とさず入れそう」といったが聞こえてきました。2本目のスタート時には、1本目とは違った顔付きになっているのが印象的でした。
チャレンジクラスのお子さんからは「次は上手く滑れそうだからもう1度滑りたい」といったように、来年は選手として参加を期待できる声もありました。


クロスチームリレー







今年のインラインチャレンジの最後に行われた唯一のチーム戦。3チームが同時にスタートするため順位はめまぐるしく変わっていきます。出走順などでチームごとの作戦が見られ、前半に抜け出しても接触や転倒などによってどんでん返しもあり、スタートからゴールまで手に汗握る展開となりました。今年は新しいチームの参加もあり、各チーム特徴を生かした白熱のレースとなりました。


アグレッシブ







今年から新たに競技種目に加わり、全国各地から多くの選手の参加がありました。世界でも有名な選手たちに審査員をつとめて頂きました。さらに世界チャンピオンの素晴らしいパフォーマンスありと本当に贅沢な内容となりました。キッズクラスからオープンクラスまで出場者はセクションを果敢に攻め、最大限のパフォーマンスをする姿は今でも目に焼き付いています。
スケートボードやキックボードなどで施設を利用している方々も足を止め声援を送り、ジャンプの高さやスピードに魅了されていました。


ご協力、ご協賛して頂いた皆様へ











ご参加頂いた選手の皆さま、スタジアムボランティアの方々、そしてメーカーさまやショップさまに多大なご協力を頂き、今年も素晴らしい大会を開催することができました。反省点や改善点も数多くありますが、次回の15回目も更にバージョンアップして良い大会にしていきたいと思っております。ありがとうございました。


2017インラインチャレンジ in横浜 リザルト


  リザルト
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