今までの大会の中で最多数のペアがエントリーし、各ペアの個性を生かした演技を披露。兄弟や姉妹で息の合ったパフォーマンス、スピード感のある音楽に合わせた動きに会場は盛り上がりました。
見事なまでにシンクロした技を各ペアが披露し、レベルアップを実感できる種目となりました。

今年から全日本選手権大会に新たに追加された種目となります。初代チャンピオンの座をかけて選手たちの熱い戦いが繰り広げられました。
1人30秒間という短い時間で自分の持てる最高の技を演技して争います。あっという間に勝敗が決まるので観客も一瞬を見逃さないよう熱い視線で一つ一つの技を観戦していました。

開会式は前年度男子総合優勝者の柴垣匡義選手と女子総合優勝者の川嶋菜月選手が優勝カップの返還と選手宣誓で開幕しました。
選手の表情からは緊張も見られましたが、それを上回る情熱も感じました。。

各カテゴリーの予選からスタート。自分のベストタイムを狙う選手、決勝戦に向けできるだけ上位で予選を通過したい選手など、各選手は自己の目標に向かい果敢に挑戦している姿がとても印象深かったです。
各カテゴリー毎に上位4名が決勝に進出。決勝はトーナメント方式で進めていきます。1人2本先取した選手の勝利。1本づつ丁寧にパイロンを通過する選手、できるだけ速いスピードでパイロンに入り相手にプレッシャーをかけるなど各選手の作戦が見受けられました。

ブロック大会でのパフォーマンスをさらに練習し、更に磨を掛けて来た選手や、この大会に向けて新たな構成で臨む選手など様々な戦略が見えた種目となりました。
モチベーションをアップさせるべく、各自好きな音楽を選び、練習を繰り返して来た技を演技の構成に入れるなど、どの選手も見応えのあるものばかりでした。
演技終了後には応援してくれた家族や仲間とハイタッチして喜ぶ選手や、失敗し肩を落としながら会場を離れる選手の姿が我々スタッフの記憶に深く残っています。

表彰式では、嬉しさ、楽しさ、悔しさ、様々な表情がありました。
この思いを持ちながら、世界選手権大会、今後の各地の大会等に向け、大きく羽ばたいて頂きたいと思います。
今回もたくさんのショップさまやメーカーさま、選手の皆様、各関係者様にご協力を頂きましてありがとうございました。
次回の第8回目は今年よりも一層良いものにしていきたいと思います。引き続きのご支援を頂けますようお願い申し上げます。